1日に何件も有料老人ホームを見学してはいけないこれだけの理由その3
2回にわたってお届けしてきました「1日に何件も見学してはいけないこれだけの理由」、今回で最終回となります。
■疲れる
見るべきポイント、確認すべき事項をチェックしながら複数のホームを1日で見学して比較する。これを移動を挟んで食事を挟んで行うわけですから当然疲れます。最後のホームに着くころにはどうしても通り一遍の「流し見学」になってしまいます。
ましてや高齢者ホームはご自身やご家族にとって「入りたい・入れたい」わけではないことも多いのです。できれば自宅で暮らしたい、できれば同居して身の回りの世話などもしてあげたいと思いつつも状況や環境が許さず、心に葛藤を抱えながらのご見学となれば心身の疲労もより深くなるものです。
この点は大好きな洋服や車を買うためにブティックや販売店を巡ったり、マイホームのために住宅展示場や家具屋さんを何件もまわるのと大きく異なるといえるでしょう。好きなものや興味のあることについては基準となる「物差し」も各自しっかりお持ちですしね。
■まとめ
・ホームには見学に向いた時間帯と向かない時間帯がある。
・一度にたくさんのホームを見学すると個々のホームの印象が薄れる。
・心身ともに疲れる。好きな洋服や車を選びにお店を回るのとは違う。
■あとがき
例えば入居金0円のホームであっても月額が20万円のホームなら年間240万円、5年で1,000万円を超えます。車なら立派な高級外車が買えてしまう金額です。そんな大きな「買い物」を決断するのに、大事な見学がおざなりなものになってしまうのは残念でなりません。せっかく時間を取って見学に行くのですから、多くの情報を持ち帰ってきちんと検討したいですよね。
私たちウィルホームコンサルプラザでは、ご相談者から付いてくるなと言われない限りは見学にご一緒させていただいています。ホームを初めて見学するご相談者が、見るべきところ・確認すべきところをしっかり把握して比較検討するのはとても難しいと思うからです。
もちろん退院日が決まっているなど物理的に時間がない場合は私たちでチェックすべき内容をまとめ、各ホームの特徴や利点をまとめた比較表を用意するなどして複数のホームを1日でまわるデメリットを極力小さく抑えるためのお手伝いをさせていただきます。
まだすぐに入居するわけではないけれど、ひょっとしたら将来…と言った方からのご相談も歓迎いたします。どうぞお気軽に下記までお問合せ下さい。土日祝日も休まずお電話を承ります。
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