高齢者住宅フェスタに出展しました!
12月5日・6日の両日、高齢者住宅新聞社さんの主催で開催された「高齢者住宅フェスタ」に出展してきました。業界識者の方々による介護シンポジウムと参画企業によるブース出展が組み合わさった、とても面白いイベントとなりました。
2つのミッション
私たちは参画企業としてブースを出しましたが、今回の出展ミッションは大きく二つ。
(1)「老人ホーム紹介センター業」という私たちの仕事について広く知っていただくこと
(2)その中で私たち「ウィルホームコンサルプラザ」がどのような姿勢で業務に取り組んでいるのかを知っていただくこと
ブースにお立ち寄りいただいた方の多くは老人ホーム紹介センター業をご存知ではありませんでしたが、ご説明をさせていただくと「なるほど、面白い業界ですね」や「これからはますますニーズが高まるでしょうね」、「都内だけでもそんなにたくさんの老人ホームがあるんですか!」などのやり取りの中で(1)についてはある程度知っていただくことができたのではないかと思っています。
対面相談と見学同行
(2)については、「対面相談」と「見学同行」の二点を中心にお伝えしました。
インターネットによる情報収集が当たり前の時代となった今、費用や立地など、老人ホームの基本情報は誰でも簡単に入手することができるようになりましたが、その分むしろ対面相談の重要性は高まったのではないかと私たちは考えています。
たとえばご夫婦で老人ホームへの入居をお考えの方が、老人ホームの検索サイトで希望条件に「夫婦居室あり」にチェックを付けたとします。夫婦で入るのだから夫婦居室を条件とするのは自然な流れのように思えますが、場合によっては個室を一つずつ取った方が望ましいケースもあるのです。
夫婦居室(二人入居可)があるホームでもその室数は少なく、またそもそも全室個室で夫婦居室がないホームも多いため、「夫婦居室あり」条件を付けると選択肢が狭まることにもなりかねません。つまり夫婦居室のメリットとデメリットをきちんとお伝えしたうえでご検討いただく必要があるのです。
また有料老人ホームの類型には「介護付」、「住宅型」、「健康型」がありますが、この類型を正しく理解しないとホーム選びを誤ることがあります。入居時要介護の方が入れない「介護付」もあれば、がん末期など医療依存度の高い方を積極的に受け入れる「住宅型」もあるのをご存知ですか。
加えて入居金(前払金)のあるホームでは初期償却の有無とパーセンテージも考慮する必要があります。入居金600万円と800万円のホームのどちらが安いかは小学生でもわかる算数ですが、800万円のホームの方が安くなることがあるという理屈、さておわかりでしょうか。
見学に同行する意味とは
もう一つのポイントが見学同行です。私たちウィルホームコンサルプラザではご相談者様との見学にご一緒することを徹底しています。
有料老人ホームの見学時にご相談者様ごとの「何を見て、何を聞き、どこを確認すればよいか」をしっかりと把握したうえで、ご相談者様に代わって質問し、確認することは適切な比較のためのサポートを行うために欠かせません。
この意味で、「ただ単にご相談者と館内を一緒に見学する」ことが見学同行ではありません。老人ホーム紹介センターの質が最も問われるのがこの見学同行だと思うのです。
…と、ここまでお伝えできると良かったのですが、今回は介護シンポジウムに高名な先生方が多数登壇されたこともあってブースは素通りされるご参加者も多く、思っていたほどの方にお伝えすることはかないませんでした。
今後も引き続き、地道に業務にあたることで私たちの「自己紹介」がより多くの方に伝わるようがんばります。最後になりましたがブースへご来場いただきましたたくさんの皆様、どうもありがとうございました!