サンライズ・ヴィラ様の医療セミナーに参加しました!
8月10日はサンライズ・ヴィラ様が主催する紹介センターの相談員向け、医療セミナーに参加しました。
会場は同社が運営している介護付有料老人ホーム「サンライズ・ヴィラ伊勢原」で、館内をご案内していただいた後、セミナーを受講しました。
今回のテーマは「泌尿器」です。以前にも同社や他社の医療セミナーに参加したことはありますが、このテーマのセミナーは初めてでしたので、興味深く拝聴しました。
講師は同ホームにお勤めの看護職員の方でした。
同ホームへいらっしゃる前に大学病院の泌尿器科にお勤めされていたことがあるそうです。
高齢者に多い泌尿器の症状や、実際にホームで使っている器具を見せていただいたり、泌尿器にご病気をお持ちの方をホームでお受入れするリスクなど…細かくご説明いただきました。
また、女性と男性では身体のつくりが違うため、ケアの仕方やカテーテル交換時の注意も異なります。
普段私達紹介センターの相談員は、ホームのご入居までのお手伝いが中心の業務ですが、背景としてホームでの看護の実情を理解しておくことで、よりご家族様にも安心していただけると実感いたしました。
あらゆるリスクを理解しておくことで、事前に私たちがご家族様へ確認すべきことを確認し、その情報をホームの方へお伝えすることができますので、よりスムーズにご入居していただくことができるのではないかと感じました。
現場の看護職員さんの貴重なお話を伺うことができ、大変ありがたく思います。
さて、今回のセミナーは二部構成になっており、セミナーの後半は同社の機能訓練指導員の方による講義、「サンライズ体操」について学びました。
こちらではいわゆる個別のリハビリというよりも、集団体操に力を入れていらっしゃり、他社のホームでも午前中にラジオ体操を行うところは多いですが、オリジナルの体操を実施しているそうです。
ラジオ体操では運動量が少ないので、運動量を増やし日中活動的にすることでお薬に頼らずに就寝していただいたり、動いてお腹を空かせていただいてお食事をしっかりとっていただいたり…と、体を使うことで生活のサイクルがきちんと回ります。
また、体を動かすことで脳内では幸福感を感じるホルモンが分泌されるので鬱の症状が軽減される効果も期待できるそうで、いいことづくめです。
私たちも体操の一部を実際に体験してみましたが、「高齢の方がこのメニューをできるの?!」と、予想以上にハードな内容で驚きでした。
リハビリはご家族様とホームとで考え方に差異が大きいケースも多々あります。
リハビリを重視される際は、どういう考え方で取り組まれているのかきちんとお話をお聞きしてご確認していただくことが重要ですね!