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2017.07.11

未来邸 二子玉川にて嚥下内視鏡検査のデモンストレーションを見てきました。

先日、未来邸 二子玉川の内覧会に参加してきました。
今回は私共のような紹介センターだけではなく、地域の方もたくさんご参加されていました。

ホームは二子玉川駅から徒歩約11分と、歩いていける距離にございます。
地下1階、地上5階と背の高い建物となっており、地下1階、1階は共用スペース、2階から5階が居室フロアとなっております。

館内を一通り拝見し、歯科の先生による嚥下内視鏡検査のデモンストレーションを見せていただきました。

▲先生が手にしている嚥下内視鏡を実際に職員さんの鼻から通して経口摂取した際の動きを見てみます。
▲先生が手にしている嚥下内視鏡を実際に職員さんの鼻から通して経口摂取した際の動きを見てみます。

 

歯科医院の職員さんが実際に嚥下内視鏡を入れた状態で口からジュースを飲んでいる状態を拝見しました。
直径3~4㎜の管を鼻から通して15㎝程中へ入れていきます。
大画面ですと画質が荒くなり鮮明に映らないとのことで、 タブレットに映像を映していただきます。

こちらの嚥下内視鏡(VE)であれば、場所を取らずに嚥下の状態をチェックできるので、わざわざ病院へ行かなくても老人ホームやご自宅も見ていただくことが可能です。
これら嚥下の状態をもとにお食事の形態をどのようにするか考え、その方にあったものをこちらのホームでは提供していただけます。

歯科の先生のお話によると、肺炎にはウイルス性の肺炎などいろいろあるのですが高齢者(90歳以上)における肺炎の90%以上が誤嚥性肺炎だそうです。
高齢者でご入院されてベッド生活が続くと筋肉が減っていき、のどの筋肉も落ちてしまうので2~3日で飲み込みができなくなる方もいらっしゃるとのことです。
また、飲み込む力も大事ですが、お口の中を清潔に保つことも重要だと先生は仰っていました。

健康に過ごす秘訣はやはりお口からお食事をすることなのだと改めて思いました。
最近では言語聴覚士さんがいらっしゃるホームも増えてきており、嚥下や発語の状態をチェックしてくださったりトレーニングをしてくださるところもでてきております。
施設をご検討される際は、歯科の先生、言語聴覚士さん、介護・看護職員さんがしっかりと連携を取り、ご入居者様がお口からお食事を召し上がることをサポートしていただけるかどうかも確認してみてはいかがでしょうか。