木下の介護様主催の勉強会に参加しました。
去る11月17日(火)、木下の介護様が運営をする「ライフコミューンつつじヶ丘」にて、紹介センター向けの勉強会に出席しました。
老人ホームへのご入居をご検討されているご家族様より、よくご相談をいただく、「経管栄養、吸引、IVH、インスリン」などの基礎知識をテーマに同ホームの施設長の岡本様が解説をしてくださいました。
普段、私たち相談員があまり目にする機会がない、器具や栄養剤なども実際に見せていただいたことでより理解が深まりました。
また、うまく咀嚼ができない方や飲み込む力が弱い方のための、「ソフト食やミキサー食」の食べ比べもさせていただきました。
ご相談にいらっしゃる方の見学同行の際に、昼食の試食をお願いすることも多いのですが、普段は通常のお食事しか頂いたことがなかったのでこちらも貴重な経験でした。
私だけではなく、同業他社の相談員の皆さまにとっても関心の高いテーマだったようで、様々な質問が飛び交い、予定終了時間をオーバーしてしまいました。
有料老人ホームは病院ではなく、「ホーム」という言葉がついているのでご家庭の延長、あくまでも生活の場です。
当然、ホームではできないこともありますが、ホームだからこそできることもたくさんあります。
今回の勉強会では、病気を治すための病院での生活とご自宅の延長であるホームの生活の違いを改めて感じ、また、同ホームでは医療依存度の高い方の生活の質が少しでも上がるように、往診の先生方やスタッフの方々が連携を図り、一丸となって取り組まれていることがよくわかりました。
最近は医療依存度の高い方からご相談をいただくことも増えてきたため、今回学んだことを生かし、ご相談者様により有益な情報をお伝えできるように努めたいと思います。