昨日は江戸川区の熟年相談室（地域包括支援センター）江東園様にお招きいただき、「元気なうちから考える高齢者の住まい」というテーマで講演をさせていただきました。

「介護者」を対象とした茶話会方式の講演

先週は新宿の京王プラザホテルを会場にした大規模なセミナーでお話をさせていただいたのですが、今回はご近所にお住いの皆様を対象に、お茶やお菓子を召し上がりながらの「茶話会」のようなイメージの講演となりました。

先週の講演ともう一つ異なるのは、今回参加された皆さんはご自宅で家族の介護をしている（またはしていた）「介護者」であるということです。毎月開かれている「介護者交流会」の一環として講演を組んでいただきました。

講演の内容は…

（１）住み慣れたはずの自宅での事故がきっかけで要介護になるリスク

（２）特養・老健・グループホーム…それぞれの住まいについての特徴

（３）何でこんなに差が？入居金1億円と入居金0円の有料老人ホーム

（４）サービス付き高齢者向け住宅の「サービス」ってなんでしょう？

（５）入居金と初期償却と償却期間と返還金の関係について

（６）ホームに見学に行くときのポイント…

と幅広く高齢者の住まいについてお話いたしました。ご参加された方の中には、つい先日、奥様が有料老人ホームに入居した…という男性の方や、在宅でご主人の介護を長年されている女性などいろいろな背景をお持ちの方がおられ、その分、最後の質疑応答ではかなり具体的な質問もいただき、例によって時間を少しオーバーしてしまうほどの盛況となりました。

少人数であった分、皆さんお一人おひとりのお顔を見ながらお話ができたことで、ホワイトボードを使って話を補足したり、ご質問に合わせて少し話を脱線させたりといったその場での臨機応変な対応も取りやすく、私自身にとっても楽しい時間となりました。

今回の講演のテーマでもあり、本ブログでも日ごろから申し上げているように、高齢者の住まいを「元気なうちから考える」というのは大切なポイントです。より多くの皆さんに、講演の場を通じてお伝えしていきたいと思っておりますので、ご希望の方がおられましたらお気軽にお問い合わせください。

以前、妹様の高齢者施設への入居の件でご来社されたご相談者様がおられたのですが、私たちのご提案先施設に無事ご入居された後で、「自宅に来て自分の友人たちに老人ホームのことを話に来てくれないか」とご相談いただいたことがありました。このときは何名様かのご友人の前でお話をさせていただいたのですが、このようなご相談も大歓迎です！どうぞよろしくお願いいたします！