ウェルネスシップ三世(さんぜ)
おすすめポイント
- 同区内にある佐々木病院グループの有料老人ホーム
- 高級感のある外観・内装
- プリセプターシップを採用した質の高い職員教育体制
施設概要
類型 | 住宅型有料老人ホーム |
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住所 |
〒230-0011 神奈川県横浜市鶴見区上末吉1丁目 |
最寄駅 | JR京浜東北線「鶴見」駅よりバス(最寄りバス停より徒歩約5分) |
開設年月 | 2006年(平成18年)11月 |
居室面積 | 一人室(44室)18㎡・二人室(11室)35.40㎡~37.78㎡ |
入居時費用 | 一人室 950万円(プランA)・1,290万円(プランB)、1,590万円(プランC)ほか入居金0円の月額プランあり |
月額料金 | 一人室 282,640円(プランA:税込)、237,640円(プランB:税込)、297,640円(プランC:税込)、497,640円(月額プラン) |
相談員からひと言
余談になりますが、ホームを見学されるときはその日に施設の責任者が出勤されているかどうか確認されることをお勧めします。できることやできないことについて確認ができるのはもちろん、入居者にホームでどのような生活を送っていただきたいのか、その理念や姿勢が見えるものです。
さて見学ですが、1階はご入居者が三食のお食事を召し上がるレストラン「赤レンガ」や厨房、理美容室など全て共用部となっており、居室階は2-3階の1人室フロアと、全て2人室となっている4階から成っています。
4階の2人室は全室満室とのことで、1人室を見せていただきました。すっきりと整った18㎡の居室には介護ベッドや寝具、トイレ・洗面のほか、カーテンやエアコン、クローゼットに家具や椅子までが備え付けとなっていました。向きによって、階数によって費用に差はありません。
居室にどこまでのものが備え付けとなっているのかは必ず確認をしておきたい項目の一つです。中には介護ベッドは介護保険を利用したレンタルとするところ、カーテンはレースのみとなっているところ、家具類は全て持込としているところもあります。
各階にはリビングスペースがあり、TVや新聞をご覧になられたりとご入居者が自由にくつろげる場となっています。またレクリエーションや機能訓練などでも活用されています。
4階から外に出ると、屋上庭園がありました。こじんまりとしたスペースではありますが、季節の花々が美しく咲いた気持ちの良い場所でした。建物が急坂の中腹にある立地ということもあり、この屋上庭園からは天気の良い日には遠くスカイツリーまで見渡せるそうです!
館内はどこも清掃が行き届いており、今秋で9周年を迎えるホームにはとても見えなかったですが、このホームの魅力は見た目だけではもちろんありません。まず大きいのはこのホームが同区内にある佐々木病院のグループ施設であることです。
近年、介護スタッフだけでなく看護師も24時間体制で常駐するホームが増えてきましたが、夜間に介護職員が行うことのできない医療行為を常時必要とされる方でなければ、看護師が24時間常駐することよりも協力医療機関との間でどのような連携が行われているかを確認することの方が大切であることが多いものです。
緊急時にはこの佐々木病院でベッドを確保いただける態勢が整っているとのことで、他施設にはない安心のバックアップ体制であるといえます。なお館内にはこの佐々木病院の分院としてクリニック佐々木が併設されており、三者間で情報や連絡が密に共有されています。
加えてホーム内の職員教育に力を入れ、日々質の高い研修が行われている点も大きな特徴となっています。特に入職して日の浅い新人職員の研修には、先輩職員が一定期間マンツーマンで付添いながら指導・育成を行う「プリセプターシップ方式」を採用、介護技術はもちろん、接遇・マナーなどの項目も含め、職員全体のスキルアップに大きく寄与しているそうです。館内見学中にお目にかかったご入居者がどなたも皆、穏やかな笑顔でいらっしゃったことはこの職員教育体制と無縁ではないことでしょう。
前述の通り、ご夫婦などで利用する2人室は現在満室とのことですが、1人室にはまだ空室があります!横浜市のホームですが、第二京浜国道や京浜東北線などを利用してアクセスが良いことから大田区や品川区など都内からのご入居も多いそうですよ。
区内で条件に合うホームがなかなか見つからなかった都内の皆さんも、一度見学に行ってみませんか。もちろん地元横浜や隣接する川崎などお近くの方からのお問合せもお待ちしております。
(訪問日:2015年4月10日)