ロイヤルレジデンス新座
おすすめポイント
- 24時間看護師常駐、特定施設指定のサ高住
- 訪問看護事業所を建物内に併設、医療依存度の高い方の受入も積極的
- 各階に食堂を設けたアットホームな造り
施設概要
類型 | サービス付き高齢者向け住宅(特定施設入居者生活介護事業指定) |
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住所 |
〒352-0011 埼玉県新座市野火止7丁目 |
最寄駅 | JR武蔵野線「新座」駅南口より徒歩約15分(同駅よりバス便あり。最寄りバス停より徒歩3分) |
開設年月 | 2013年12月 |
居室面積 | 19.56㎡ |
入居時費用 | 敷金:210,000円(家賃70,000円の3か月分) |
月額料金 | 193,600円(税込) |
相談員からひと言
この「ロイヤルレジデンス新座」は、ただのサービス付き高齢者向け住宅ではなく、特定施設入居者生活介護の指定を受けた「介護付」サービス付き高齢者向け住宅であったことがまず第一のポイントです。
通常のサービス付き高齢者向け住宅における「サービス」とは安否確認と生活相談のみであり、食事や介護サービスの提供は義務付けられていません。オプションサービスとして建物内に併設した介護事業所などからサービスを受けられるところが多いのですが、要介護度が重くなられたり、認知症の症状が強く出られるようになると、職員の十分な目と手がどうしても行き届きづらくなります。今回のお母様もそのような体制に不安を持たれ、転居を検討されることとなりました。
前置きが長くなりましたが、この「ロイヤルレジデンス新座」はつまり介護保険上は介護付有料老人ホームと同じく24時間の介護職員体制と建物面の基準を満たしたサービス付き高齢者向け住宅なのです。
加えて看護師も24時間常駐しているほか、ホームに訪問看護事業所を併設することで高医療依存度の方の受入も積極的に行っています。
ガン末期の方のターミナルケアでは健康管理室での厳重管理のもと、麻薬など疼痛ケアの用意もあるそうです。また人工呼吸器の必要な方もご入居しておられるとのことでした。いずれも看護師が24時間常駐しているホームでも、他ではここまで体制が整っているところはまれだと思います。
館内の見学ではまず、ご入居者がお食事を召し上がる食堂を見せていただきました。1階が7室、2.3階が各15室の計37室ですが、食事は各階ごとに設けられたダイニングでそれぞれいただくのでこじんまりとして家庭のリビングのようでした。
続いて見せていただいたのがモデルルームです。居室は全室同じ面積で20㎡弱とやや広めです。驚いたのが備品の多さです。
トイレ・洗面付の居室には介護ベッドと寝具、エアコンやカーテンが付いているほか、ベッド脇の床頭台、テーブルと椅子のセット、チェスト、TVに冷蔵庫まで標準で備え付けとなっています。またトイレとベッドサイドにはコールボタンが付いており、事務所と各職員のPHSにつながります。
介護保険の自己負担分や医療費・薬代、おむつなどの消耗品費を除いた月額は18万円台と、近隣の24時間看護師常駐ホームと比べても割安な料金設定です。その分、入居者の皆さんを外にお連れしての外出レクは少し少なめとのお話でしたが、近所の散歩や敷地内のテラスで日光浴などを楽しんでいただいているとのことでした。もちろんご家族の方がお連れしての外出・外食・外泊はご自由にしていただけます!
最後に1階の機械浴室を見せていただきました。一般のユニットバスも各階に用意されていますが、この機械浴をご利用しておられる方が約半数おられるとのことで、要介護度が重い方の受け入れ幅が広い分、やや多めという印象です。
館内の見学中、スタッフさんとも顔を合わせましたが、皆さんとても気持ち良い笑顔で挨拶してくださいました。特に見守りやお手伝いがたくさん必要な方には安心して穏やかにお過ごしいただけるホームだと思います。まだわずかですが空室もあるとのことですので、気になった方がおられましたらお気軽にお問い合わせください!
(訪問日:2015年3月24日)