ニチイホーム海老名
おすすめポイント
- 開設当初からの24時間看護職員常駐ホーム!
- 全室個室、定員44名の小規模ホーム
- 太陽光発電機・電気自動車・くみ上げ式の井戸…大災害に備える「LPP」
施設概要
類型 | 介護付有料老人ホーム(一般型特定施設入居者生活介護) |
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住所 |
〒243-0401 神奈川県海老名市東柏ヶ谷6-19-7 |
最寄駅 | 相模鉄道相模本線「さがみ野」駅徒歩約9分(650m) |
開設年月 | 2009年10月 |
居室面積 | 19.80㎡~20.70㎡ |
入居時費用 | 840万円(標準プラン、75歳以上の方の場合)※入居金不要の月払いプランもあり |
月額料金 | 209,300円(標準プランの場合) |
相談員からひと言
「24看」なのに活気のある館内
というと館内の雰囲気は病院のように暗いのでは…と心配される方もおられるかもしれませんが、ニチイホーム海老名では季節の行事や外出レクリエーション、入居者同士で楽しむクラブ活動などが活発に行われており、見学に伺った日には、外部からのボランティアさんも交えての「麻雀クラブ」が開催されていました!女性のご入居者も参加されていてとても楽しそうでした。
3階建44室の低層ホームの利点
建物は3階建と低層で、居室は44室しかありません。何度かこのブログ内でも取り上げていますが、介護付有料老人ホームで定められている職員配置基準は階の高さを考慮していませんので、3階建各室20人で60人のホームも、10階建各6人で60人のホームも必要な直接処遇職員(介護+看護)数は同じで良いのです。なお基準は入居者3人に対し職員1名以上(3:1)となっていますが、このニチイホーム海老名では「2:1」(入居者2人に対し介護・看護職員が常勤換算で1名)の配置となっています。
大災害対策への真面目な取り組み
有料老人ホームも運営会社の大半は民間企業ですから、入居者募集が最優先です。職員の教育や研修、本項で紹介する「大災害対策」などは、かけたコストが直接入居募集に結び付くわけではありませんから、どうしても後回しにしがちです。
株式会社ニチイケアパレスでは東日本大震災での経験を機に、「災害時における生命・生活の保護計画(Life Preservation Plan)」=LPPを定め、運営する全てのホームでの太陽光発電機・電気自動車の配備、食料や水の備蓄、手押しくみ上げ井戸の整備など、具体的な減災対策に取り組んでいます。
ここまでの備えはもちろん、義務付けられているものではありません。さまざまな減災対策やリカバリ体制の構築には少なくないコストもかかったことと思います。それらの準備を東日本大震災後、迅速に進めた姿勢は評価されるべきポイントの一つだと思います。
業界有数の大企業を親会社に持つ同社とはいえ、義務付けられていない備えをしっかりコストをかけて行うのは企業の姿勢が真面目である証ではないでしょうか。