ホーム見学時のポイント
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ホームの見学は昼食の時間が狙い目です。味の確認はもちろん、食堂に集まった入居者を見れば、車いすや食事に介助が必要な方の割合、介助の際の職員の応対などをチェックできます。
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見学の際には、施設長(施設の責任者)のいる時に、事前に連絡の上、訪問するのが良いでしょう。営業マンによる対応だけでは実際の入居後のお世話のことをよく把握しておらず、入居させたい一心で「できます、やれます」となってしまうことも残念ながらあります。
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パンフレット、ホームページはあくまで補助的な資料としてとらえましょう。これらは施設からすれば入居募集用の広告です。あまりに高価な資料を用意しているところは、その費用も入居費用に反映していると考えるべきでしょう。あまりに安っぽいものもどうかと思いますが・・・。
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見学に行く際、何を確認したら良いかおわかりですか。これがあやふやなまま見学に行っても、「きれいね~」とか「意外と駅から近いなあ」などぼんやりとした見学になりがちです。見学に行ったホームに多少違和感を感じても「ホームってこんなものか」と納得してしまっては、入居後の後悔のもとにもなりかねません。
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どうしても譲れない条件と、妥協できることを整理してみましょう。住み慣れた自宅との比較となれば、すべての希望条件を満たすホームを探すことは非常に困難です。「どの条件は妥協できるか」という視点でホームを探すことで、方向がハッキリすることも多いのです。
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24時間看護師常駐(24ナース)のホームが増えていますが、
介護士に認められていない医療行為が夜間も含めて常時必要な方でなければ、必ずしも全ての方に必須の条件ではありません。24ナースのホームはその職員体制上、医療依存度の高い入居者の割合が多くなりますし、月額費用も人件費相当分、高くなります。